今、「健康経営」「ウェルビーイング」という言葉が注目を集めています。企業において、社員の健康が幸福と生産性向上につながり、ひいては会社の健康増進に資するという考え方です。私たちが提供するのはインターネットで簡単に検索できるプログラムではなく、「スモールステップ、スモールチェンジ」をモットーに、部署ごと個人ごとに、単なる指導にとどまらず確実に実行できるようにカスタムメイドしたプログラムです。

運動指導のプロ、健康経営をサポートするプロはすでに大勢います。他にない私たちの強みは3つあります。

• 現役の研究者――エビデンスのある最新の知見と自身の研究成果をサービスに即反映
• 包括的なサービス内容――健康に不可欠な3要素「睡眠・栄養・運動」を包括的に扱う
• 個別化・カスタムメイド化されたサービス提供――「分かっているけどできない、続かない」に寄り添う、コーチングや社会心理学などメンタル面からのアプローチ

私は、高校時代に打ち込んでいたテニスでアメリカ人の指導者に出会い、当時の日本にはまだなかった「スポーツ医学」「トレーニング科学」という言葉を知ります。「競技パフォーマンスは科学的に向上できる」という事実は私の心に強いインパクトを残し、高校卒業後にアメリカの大学でスポーツ医学を学ぶきっかけになりました。今は、立命館大学スポーツ健康科学部教授として、「ヒトの筋肉」を「運動」や「栄養」の面から研究しています。

研究成果は自らネット上で発信したり、NPO法人を設立して運動指導などで伝えたりしてきました。しかし、思うように広まらない。多くの研究者が抱えているジレンマに陥っていました。そこで、もっと多くの人に研究成果を伝えて社会還元したいという思いが高じ、高校時代からの友人・野口秀樹とともに株式会社OnMotionを創業しました。

ヒトが健康に暮らすには、筋肉が不可欠です。高齢化に伴い、「サルコペニア（筋量・筋機能の低下）」「フレイル（加齢による虚弱）」といった言葉で、筋肉の重要性が少しずつ広まってきています。筋肉の維持・増加はいつからでも遅いということはないのですが、総じて活動量が減少傾向にある今の暮らしにおいては、若いうちから継続して筋肉をつくる・守ることが重要です。そのためには、運動だけでなく栄養や睡眠にも目配りが欠かせません。

もはや、健康診断、ストレスチェックだけでは社員の健康を守れません。きめ細かい攻めの健康経営で、社員にも、会社にも、社会にも、すべてに善いインパクトを与えていきます。健康経営こそ、これからの時代、会社経営において何よりも重要な投資です。ぜひ、私たちにそのお手伝いをさせてください。

株式会社OnMotion　代表取締役　藤田聡