不規則な睡眠が糖尿病の発症リスクを高めることをご存知ですか?

Diabetes Careの研究によると、毎晩の睡眠時間が1時間以上変動する大人は、糖尿病リスクが34%高くなるそうです。このリスクは、遺伝的に糖尿病のリスクが低い人々にとってさらに高くなります。
研究者たちは84,421人のデータを分析し、不規則な睡眠パターンがライフスタイルや健康状態に関係なく糖尿病リスクを高めることを明らかにしました。

規則的な睡眠スケジュールを維持することが、このリスクを減らすために重要です。

重要なポイント:

  • 毎晩の睡眠時間が1時間以上変動する大人は、糖尿病の発症リスクが34%も高くなります。
  • このリスクは、遺伝的に糖尿病リスクが低い人々にも当てはまります。つまり不規則な睡眠パターンは全ての人にとって危険を高ます。

一貫した睡眠を確保することは、健康を守るための簡単で効果的な方法です。ぜひとも実践してみてください。

参考文献:Kianersi, S. et al. Diabetes Care, 2024

(文責:立命館大学スポーツ科学部 藤田聡)