2024年に報告された研究によると、食物繊維が豊富な食事を摂ると、食欲を抑えるホルモンである「PYY」の分泌量が増え、長時間空腹感を感じにくくなるそうです。興味深いのは、食品ミキサーなどで粉砕された状態か元の食材の形のままかに関わらず、食物繊維の多い食事なら同じようにPYYを増やしてくれる点です。

どうして重要?
高繊維質の食事は、血糖値や体重管理にも役立つとされます。特に「PYY」の分泌を促して空腹感が抑えられれば、食べ過ぎを防ぎやすくなります。
簡単にできる工夫
– 朝食やランチに野菜(にんじん、レタスなど)を足す
– 果物を絞ったジュースではなく、ミキサーでスムージーにして飲む(食物繊維が入った状態)
– 豆類(エンドウ豆、大豆製品など)を活用する
こうしたちょっとした工夫で、毎日の食物繊維量を増やすことが可能です。ぜひ日々の食事に取り入れて、無理なく満腹感をコントロールしてみましょう。
参考:Aygul Dagbasi, A. et al. Sci.Transl.Med., 2024
(文責:立命館大学スポーツ科学部 藤田聡)