仕事終わりのビールや夕食のワインを楽しむ人は多いですよね。しかし、アルコールは発がん性物質 だと知っていますか?研究によると、アルコールは7種類以上のがん(乳がん・肝臓がん・大腸がんなど)のリスクを高めます。そして、少量の飲酒でもリスクは上昇します。

 

安全な量はあるの?
「少しなら健康に良い」という考えがありますが、WHOなどの専門機関 がんリスクに関しては安全な飲酒量はないとしています。特に、1日半杯の飲酒でも乳がんのリスクが上がることが分かっています。

アルコールががんを引き起こす仕組み
アルコールは体内で アセトアルデヒド という毒素に分解され、DNAを損傷させます。この損傷が長年積み重なることで、がんの原因となる可能性があります。

今日からできること
・飲酒量を減らす or ノンアルコール飲料を選ぶ
・運動やバランスの取れた食事で健康を保つ
・飲み会などの場面で賢く選択する

“たまに飲むのは問題ない”と思うかもしれませんが、科学的には「飲まない方がリスクは低い」というのが結論です。健康を守るために、少し意識してみませんか?

参考文献: Person, H. Nature 2025